オンデマンド
2021/1/22収録

小泉明郎・佐藤朋子・高山明・中村佑子・百瀬文が集結!

シアターコモンズ’21 プレトーク

[登壇者]
  • 小泉明郎(アーティスト)
  • 佐藤朋子(アーティスト)
  • 高山明(演出家、Port B主宰)
  • 中村佑子(映画監督・作家)
  • 百瀬文(アーティスト)
  • 相馬千秋(司会、シアターコモンズ実行委員長・ディレクター)
概要

シアターコモンズ’21のチケット発売日に合わせて、参加アーティストが新作の抱負を語るプレトークをオンラインで開催します。

「Bodies in Incubation 孵化/潜伏するからだ」をテーマに編まれたプログラムでは、VRパフォーマンス、ツアーパフォーマンス、レクチャーパフォーマンス、セラピーパフォーマンスなど、コロナ禍の制限をあらたな創造性へと転換する試みに溢れています。

アーティスト本人に作品プランを伺いながら、どの作品をどう観たらいいのか? リモート参加とリアル参加、どう組み合わせたらいい? などなど、素朴な疑問にもお答えする90分。ぜひお気軽にご視聴ください!

登壇アーティスト:
小泉明郎(アーティスト)
佐藤朋子(アーティスト)
高山明(演出家、Port B主宰)
中村佑子(映画監督・作家)
百瀬文(アーティスト)

司会:相馬千秋(シアターコモンズ’21ディレクター)

日時:2021年1月22日(金)20時〜21時30分
配信URL:  https://www.youtube.com/watch?v=YVyZ2HeDjGw
予約:不要

プロフィール
  • 小泉明郎(こいずみ・めいろう)

    小泉明郎(こいずみ・めいろう) 1976年群馬県生まれ。国家・共同体と個人の関係、人間の身体と感情の関係について、現実と虚構を織り交ぜた実験的映像やパフォーマンスで探求している。これまでテート・モダンのBMWテート・ライブや上海ビエンナーレ、シャルジャビエンナーレ等、多数の国際展等に参加。個展としては「Projects 99: Meiro Koizumi」(ニューヨーク近代美術館、2013)、「捕われた声は静寂の夢を見る」(アーツ前橋、2015)「帝国は今日も歌う」(Vacant、2017)、「Battlelands」(ペレス美術館、マイアミ、アメリカ合衆国、2018)等を開催。VR技術を使った作品では『サクリファイス』(MMCAソウル、韓国、2018)、『縛られたプロメテウス』(あいちトリエンナーレ2019)がある。シアターコモンズではワークショップを経て『私たちは未来の死者を弔う』(2018)を製作・発表した。

  • 佐藤朋子(さとう・ともこ)

    1990年長野県生まれ、神奈川県在住。2018年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。レクチャーの形式を用いた「語り」の実践を行っている。日本が辿ったいびつな近代化への道のりや、大文字の歴史からこぼれ落ちてしまった出来事が物語る歴史の複数性への関心と、各地に残る伝説や遺跡などへの興味から、作品を制作する。そして、史実の調査過程から浮かび上がる事柄を複眼的につなぎ合わせ、フィクションとドキュメントを行き来する物語を構築する。主な作品に、『しろきつね、隠された歌』(2018)、『瓦礫と塔』『ふたりの円谷』(Port B 東京修学旅行プロジェクトにて上演、2018–19)、『103 系統のケンタウロス』(2018)、『MINE EXPOSURES』(2019)など。

  • 高山明(たかやま・あきら)

    2002年に創作ユニットPort B(ポルト・ビー)を結成。国内外の諸都市において、ツアーパフォーマンス、映像インスタレーション、社会実験的プロジェクト、言論イベント、観光ツアーなど、多岐にわたる作品やプロジェクトを展開している。いずれの活動においても「演劇とは何か」という問いが根底にあり、演劇の可能性を拡張し、社会に接続する方法を追求。観客論を軸に、観客自身が創造的に現実の都市や社会のなかで不可視なものと出会い、思考する装置としての演劇を提案。2013年にはPort都市リサーチセンターを設立し、演劇的発想を観光や都市プランニング、社会実践やメディア開発などにも応用する取り組みを行っている。

  • 中村佑子(なかむら・ゆうこ)

    1977年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。哲学書房にて編集者を経て、テレビマンユニオン参加。美術や建築、哲学を題材としながら、現実世界のもう一枚深い皮層に潜るようなナラティブのドキュメンタリーを多く手がける。映画作品に『はじまりの記憶 杉本博司』、『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』(HOTDOCS正式招待作品)、テレビ演出作にWOWOW「はじまりの記憶 現代美術作家 杉本博司」(国際エミー賞・アート部門ファイナルノミニー)、NHK「幻の東京計画 首都にありえた3つの夢」(ギャラクシー奨励賞受賞)、NHK「建築は知っている ランドマークから見た戦後70年」などがある。シアターコモンズ’19ではスーザン・ソンタグの『アリス・イン・ベッド』のリーディングを演出。文芸誌『すばる』での長期連載を経て、2020年12月に初の単著『マザリング 現代の母なる場所』を出版。

  • 百瀬文(ももせ・あや)

    1988年東京都生まれ。アーティスト。パフォーマンスを記録するための方法としてビデオを用いはじめ、撮影者と被写体のあいだの不均衡性を映像内で再考させる試みを行う。近年の主な個展に「サンプルボイス」(横浜美術館アートギャラリー1、2014年)、主なグループ展に「戦争画STUDIES」(東京都美術館ギャラリーB、2015年)、「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち」(国立新美術館、韓国国立現代美術館、2015-16年)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016年)などがある。2020年には自身の個展「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」や遠藤麻衣との共作展「新水晶宮」を開催、セクシュアリティやジェンダーへの問いを深めている。

  • 相馬千秋(そうま・ちあき)

    NPO法人芸術公社 代表理事/アートプロデューサー。「フェスティバル/トーキョー」初代プログラム・ディレクター (F/T09春〜F/T13)、文化庁文化審議会文化政策部会委員(2012-15)等。2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章。2016年より立教大学現代心理学部映像身体学科特任准教授。2017年より「シアターコモンズ」実行委員長兼ディレクター。「あいちトリエンナーレ2019」のキュレーター(舞台芸術)も務めた。

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